2011年12月8日木曜日

マビノギ英雄伝レビュー

さて、12月1日から正式サービスをスタートしたマビノギ英雄伝。
お隣韓国のゲーム大賞でドラゴンネストを抑え、6冠を獲得したタイトルです。
かなり期待作でしたが、果たしてその内容は・・・

良くある5段階評価

グラフィックス
4点
エンジンにはSource Engineを採用し、最高峰のグラフィックを実現しています。
テクスチャの作り込み、光源処理、物が壊れるなどかなりこだわりを感じます。
ただし、萌えを望む方には好みが分かれますw

サウンド
3点
IDではボス戦以外BGMがありません。
モンハンと一緒ですね。
ただ、モンハンは即ボスとの戦闘ですが、こちらはボスまでの道中があります。
聴けるBGMのクオリティが低いわけじゃないので勿体無いです。

快適さ/運営
1点
運営が残念過ぎます。
無料無料を大きく謳ってますが、無料では大してプレイ出来ません。
システム的にはいい出来なのに勿体無いです。
一番ネックになるのは課金制度の内容です。
一般的なMOARPGには疲労度やスタミナといったダンジョンに潜れる回数が設定されています。
マビノギ英雄伝も例には漏れず、トークンを利用してダンジョンに潜ることになります。
そして、このトークンが一番の曲者です。
月曜と金曜に50枚ずつトークンが配布されるのですが、所持出来る上限と配布される枚数が同数なのです。
え、50回ダンジョンに潜れたら満足じゃない?と思いますか?
いや、確かに50回潜れれば満足です。
このトークンの問題点は1回のダンジョンで2枚、7回目以降は3枚、14回目以降は4枚と必要枚数が増えていくのです。
午前9時でリセットされますが、週末ガッツリ遊びたい!と思っても課金アイテムであるプラチナトークンが無ければまともに遊べません。
プラチナトークンは1枚で入場出来ますが、1枚50円。
要するに1プレイ50円なんです。
また、ソロでダンジョンに潜って死亡してしまった場合、復活するには課金アイテムが必要w
フリーで配布される復活スクロールがありませんw
基本的に装備はすべて素材を集めて製作するというスタンスなので更に辛い。
イベントリも良くある手持ちのカバンと倉庫といったスタイルではなく、村の保管箱1つ。
エリアが進行すればするほど、たくさんの素材が集まってきます。
課金で増やさないと不便過ぎる。
倉庫がいっぱいの時は郵送で届くという良いシステムがあるだけに残念。

熱中度/ストーリー
3点
基本的にはお使い的なクエストが殆どですが、1本筋の通ったメインストーリーがあります。
よくある王道的なモノですが、悪くはありません。
また、画面に小さなウインドウが出て小さな文字を読ませるだけのモノではなく、しっかりNPCと会話しながら進行します。
アクションに関してもなかなかシビアでしっかりとモンスターの動きを把握して攻撃する必要があります。(ボスのみ)

ボリューム
3点
まだまだサービス開始直後なので期待の意味もこめて3点。
12月15日には早くもLvキャップが60、エピソード5も実装されるようです。

総評
オンラインゲームとしてのクオリティは非常に高いです。
グラフィック、アクション、システムと土台が良いだけに、現状の課金制度が悔やまれます。
運営次第で大化けするタイトルです。
何もかもを課金に繋げようとするスタンスを改善しなければユーザーはどんどん離れてしまいます。
無課金の場合、じっくりと腰を据えて遊べるタイトルではありません。
これだけのビッグタイトル、もっとユーザーフレンドリーに考えて運営して欲しいですね。
先行でサービスしたC9の運営が神だと思えるほどです。
ドラネスもまた酷い課金制度でしたが、それの遥かに上手を行ってますw

あ、それと、いつの間にか大量のSSが溜まっていきます。
戦闘中はなかなか撮れないアングルからのショットが自動的にストックされ、それを保存するかどうかを戦績シーンで選択可能です。
まぁ、ボスの討伐シーンだけですがw

$Out Of HABIT-マビノギ英雄伝

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